八ヶ岳カントリーガーデンは、造園から庭の設計・施工・管理まで、お客様の庭造りをサポートします。
八ヶ岳カントリーガーデン

雄勝病院慰霊碑除幕式。

2019年3月13日

雪吹雪時々晴れのち曇りの激しい天気の一日。N農場の広大な垣根剪定伐採作業。一部は3年ほど放置されたので沢山の枝葉ゴミが出ました。

さて、3月11日に石巻市雄勝町にある石巻市立雄勝病院慰霊碑の除幕式に仲間3人で出席させていただきました。

雄勝町は小学生が沢山亡くなった大川小学校のされに奥にある町です。校舎は保存が決まり 悪天候だったので構内で式典が行われていました。溢れんばかりの花々。訪れる人も多い。石巻市による雄勝町の慰霊碑除幕式は午前中に行われました。この場所は雄勝病院があった所で 鎮魂の森公園として整備されました。その後 刻まれた故人の名前を探すご遺族でが次々と訪れていました。この公園整備に当たり 突如として雄勝病院慰霊碑として報道された雄勝石を使った作品を造る芸術家の完成式が午後1時半から報道陣と数名の関係者で午後1時半から近くで行われました。遺族に連絡もなく 石巻市と雄勝小学校生徒を巻き込んで 作品を寄贈されていました。

 雄勝小学校では なんと命をテーマにした講演まで行われたそうです。

このような善意をまとった行為が どんなに雄勝病院関係者の気持ちを踏みにじっているのか 悲しみを深くさせているか 石巻市、雄勝支所の職員は猛省してほしい所です。今回の除幕式も この完成式と重ならないよう 時間をずらしました。

本物の雄勝病院慰霊碑は この公園の片隅にお借りするということで 元職員が石巻市と折衝を重ね 148件の個人・団体の寄付でようやく実現されました。今回の除幕式の司会進行をしてくださったIさん。ご主人はこの病院の臨床検査技師でした。時々メールを下さり 病院関係の近状などを知らせてくれました。「どうして私たち遺族・関係者は 一つになれないのだろう・・・」とおっしゃっていました。今回の除幕式は Iさんあってのものでした。
 

続いての除幕式は ご遺族代表4人の方々と共に 八ヶ岳グルーンネットワークの代表として 儀式に参加しました。

続いて雄勝病院医院長kさんの奥さんのご挨拶。医院長は長くこの病院で勤められ 昼も夜も常駐し 週末しか自宅に帰らないような生活で 身も心もこの病院に尽くされた方でした。職員の方も含め この病院が多くの方々に愛され頼りにされていたのは こうした 献身的な医療従事者が多くいたからこそだと思います。続いて 関係者とご遺族による献花。台風のような大雨と大風の中 100人もの方々が集まった。8年前には生まれていなかったような幼子も 亡くなったおじいさんおばあさんのために懸命に祈りを捧げていた。

やがて 午後2時46分 大きなサイレンと共に 黙祷。

3月11日当日 この時刻をご遺族と共に過ごすことは あらためて あの出来事の大きさと 悲しみが続いていることを実感する。

非番や出張等で生き残った職員の皆さん(流されて助かった方は1人)この除幕式でも 一言も発せず ひたすら裏方に徹していた。八ヶ岳グリーンネットワークの春と秋の支援でも 一緒に花を植えたり整備してきました。この方々の重荷も いつの日かほんの少しでも癒えてくることを願わずにいられません。

 今回ご遺族、関係者の方々から沢山のお礼の言葉を頂きました。(持ちきれないほどのお土産も )

この慰霊碑建立のため8年目にしても発足し 今後のことを話し合うそうです。

今回も 参加者のつながりが無かったため お互いがどこの誰だか分からない(当事者は亡くなっているため)事が起きていました。

 みんながあまりに口を閉ざしているため 横のつながりが無く 事故の悲しみを共有できずにいました。

この除幕式をきっかけに 少しづつ 心を開いて行ってほしいと思うだけです。

 勝手な願いですいませんが。

 フラワーハーツの田中君が 「雄勝慰霊碑の周りには今後とも花が咲いていることを望みます。」・・・熱いぜ こいつ・。https://www.facebook.com/pages/category/Interest/%E5%85%AB%E3%83%B6%E5%B2%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88-1692710174283515/

 

 

 

トラックバックURL

コメントをどうぞ

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.