八ヶ岳カントリーガーデンは、造園から庭の設計・施工・管理まで、お客様の庭造りをサポートします。
八ヶ岳カントリーガーデン

大熊町。

2019年3月14日

昨日の夕方から雪。

さほど積もらなかったものの氷点下の朝の道路はところどころアイスバーンに。婚活中なはずですが 餌台をめぐる争いとしか見えないのですが・・・。

愛よりも 食欲ですかねぇ・・・?午前中は 富士見町N邸で4年ぶりの剪定作業。

午後は 大泉町N農場で剪定、移植作業の続き。明日終了かな。

さて 雄勝町に続き 朝一番で 福島県大熊町役場へ。
建物は完成していて 4月中のオープンに向けて 引っ越しや最後の工事が進んでいました。(当初は5月連休明けの予定でしたが)

今月26日に 住民や様々な支援団体の皆さんと共に 八ヶ岳から2500ポットの花々が植えられます。役場周りには70余りのプランターと

役場に至る道路に沿って 花苗が あふれんばかりに咲くことになります。

今回の花苗は ここ4年余り ずっと花を贈り続けてきたことがきっかけです。今でも 昨秋にふるさと応援隊、ジジジ隊の皆さんと共に植えた花々が 大熊町の現地出張所に咲き誇っています。

この日が 担当者と当日の打ち合わせ。どのように植栽するかは フラワーハーツの田中君の腕次第。

見ものです。

とはいえ ここに来ると 複雑な思いが込み上げてきます。

これまで 共に 花を植えてきた ジジイ隊の皆さんは 3月いっぱいで解散。

ふるさと応援隊の皆さんは 今後 活動を縮小し、住民の皆さんを対象にした活動となり 今回で一応 支援は終了となるようです。

その多くは活動費が終了ということですが 少しも 喜べる気持ちになれません。

むしろ 怒りでいっぱいです。

大熊町 いや ここ被災地の皆さんも同じでしょう。

原発事故により この街が 永遠と続く事故収拾と大規模中間貯蔵施設建設、そして果てしなく建設される大規模メガソーラー と荒れ果てていく家屋と農地 庭

福島県内から おびただしく運ばれてくる大型ダンプに満載された汚染土は すべてこの土地に運ばれています。

中間貯蔵施設は30年という期限がありますが 30年後 ここに住む人の大部分は 原発収拾 中間貯蔵施設、で働く人ばかりだとすると 選挙をしたとしても 中間が永遠となる可能性が極めて大きいと思わずにはいられません。

政府は そこまで考えて とてつもなく 大きく立派な中間貯蔵施設を建設しています。

そして 考えたくもありませんが 原発再稼働が進み さらに増え続ける どこにも行き場のない核ゴミが日本全国から 送り込まれてしまうような気がします。

考えすぎでしょうか? 原発があったために とことんまで食い尽くされ 日本繁栄のためにゴミ捨て場となりそうなここ大熊町、双葉町。

自分の故郷 ここ八ヶ岳が こんなことになったら 絶望しかありません。

ということで 引き続き この大熊町に花を贈り続けることにしました。どんなかたちになるにせよ 終わりにしません。

 

 

 

 

 

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