大熊町の梨。

寒い一日。けれどリス御一行は今朝も元気にご出勤。もう見飽きた方もいらっしゃると思いますが冬が終わるまで　もうしばらく　我慢してください。<(_ _)>

さて、今年の５月連休明けに　福島県大熊町で新しい役場が出来ます。（完成しても町のほとんどが立ち入り禁止区域のままですが）

様々な問題をかかえていますが　その新しい門出のために２５００株の花苗が八ヶ岳グリーンネットワークで生産され　３月末ごろにボランテイア、地元役場関係の方々と植え込みます。

皆さんのほとんどが　離れ離れに暮らしていて　事故から８年近くも経つと　他所で新築された方が多いのですが　お茶を飲みながらお話をお聞きするたびに　皆さん一応に大熊町の梨が食べれなくなったことを淋しがっていました。

梨と言えば　山梨でしょ・・と心の中で思ったりしていましたが　事故後　千葉に移って梨栽培を再開した関本さんの梨を食べる機会があり　そのおいしさ、みずみずしさに　ビックリ仰天、文句なく　人生最高の梨でありました。残念ながら　その関本さんはその年の実が実る前に　帰らぬ人となってしまい　ご家族も経営をあきらめたようでしたが　（関本さんによると　大熊町で作ってた梨の味には　到底及ばないと言っていました。）この度　その関本さんが育てていた梨の苗木が地元の高校に寄贈されました。　http://www.minpo.jp/news/detail/2019012459595

記憶に残る　最高の梨。待っている人も沢山います。