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八ヶ岳カントリーガーデン

変わっていく故郷。

2018年2月21日

曇りがちで 最高気温も5度ほどでしたが 北風が吹かなかったため作業しやすかった水曜日。畑の日当たりに影響が出始めた桜や菩提樹の枝の剪定作業。樹齢およそ50年のソメイヨシノ、八重桜 25年ほど前に北海道から取り寄せた菩提樹。寒かったので 枝を燃やし 焚火しながらの作業となりました。

さて、浪江町二日目。この日もいぐねの伐採作業。(二日間とも 北風がきつくて 寒かった)昨日と同じ地区でやはり同じような形の場所。ここも家が取り壊され 除染が終わっていました。

少しだけ残った庭木と いぐね(防風林)の伐採作業。原発事故以前に放置していた倒木や竹が林の中に放置されていたので まずそれを片付け 足元を綺麗に。林の中には 沢山のフキノトウが芽を出していた。きっと毎年 この時期に楽しみに収穫されていたんだろうなぁ・・・。

その後 小さな雑木などを伐採して 来週も引き続きの作業となりました。まだまだたくさんあります。(出た枝葉幹ゴミは2トン車10台分以上)この日 同じ 社協による多くのボランテイアによる 他の家の伐採作業も行われていたようですhttp://blog.goo.ne.jp/namieshakyo

どうして政府や東電などがここまでの作業をしないのか 良く分からないのですが やらない以上 多くのボランティアの善意で行われているのが現実です。

 今後 どのように関わっていけるか 友人の林業のプロなどを含め 検討したいと思います。こうした作業は とにかく危険ですし 多少の被ばくもします。

日曜日ということで 作業終了後 浪江町の復興商店街に寄りましたが 人影はなく コンビニもガソリンスタンドもお休みでした。

震災後 仲間とずっと行っている 石巻市雄勝町も大変だと思いましたが ここの比ではありません。復興 本当に厳しい現状です。

帰りの車窓から見る 今年の秋に役場が出来て ほんの一部帰宅が出来るはずの大熊町。でも 故郷の景色は延々と続くメガソーラーと数年後完成予定の巨大な中間貯蔵施設。

変わっていく故郷を どんな思いで 見つめているのでしょうか?  それでも 故郷を繋ぎ止めようとしているここで知り合った多くの人の顔がうかび 自分に問いかけます。

この事故から 何を学び 何をしていくか?  いわきで 連夜 酒に溺れていただけでしたけど ( ;∀;)

 

 

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