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八ヶ岳カントリーガーデン

浪江 いぐね伐採。

2018年2月20日

今日は10℃以上にもなり暖かで穏やかな冬日。

薪割りと枝処理の一日。

さて、相双ボランティアによる 浪江町での作業の様子はこちら。http://sosovolunteer.com

自分は 軽トラックに梯子やチルホール、ワイヤー、チェーンソー3台などを積んで向かいました。庭木の処理は終了していて 家も壊され 除染も終わっていて屋敷林(いぐね)の伐採作業。樹齢100年近くの杉、ヒノキもあり もう一つ大きなチェーンソーを持ってくれば良かったと後悔。帰宅出来る地域なのですが 辺りに人気はまったくありません。

チェーンソーを使える人は自分も含めて4人ほど 片付けの人は二日とも7~8人ぐらい。

それでも昨年参加した時よりも 皆さん上手になっていて さすが ずっと作業を続けてきた甲斐があります。プロがもう少しいたら作業効率も大分上がると思われますが もくもくと ひたすら作業する姿は胸が熱くなります。

マスコミにも出ることなく 地道に 各地から集まって 出来ることを 一つ一つ。午後から強風と吹雪もあり 車の中で 羽生選手のフリーの演技をみんなで見る。デジタル放送が浪江で見れるので 復興はしてきていると実感。新年度からは 行政による枝葉ゴミの引き取りが決まっていないので どうなりますか・・・。一日目のお宅の木々は ほとんど伐採できました。

自分は この活動に 一番心打たれるのは 造園家のはしくれとして ここに 庭が 有ったこと。このお宅にも 立派な石組が残されていました。

原発事故以前は 四季折々に咲く花や実る果樹があり 豊かな自然の中 多くの家族と共に暮らす普通の生活がありました。

故郷の雄大な景色を借景とした青石の日本庭園です。

保障等のお金には 代えられない時間と生活が7年前までここにありました。遠くに見えた福島原発。高速道路の線量計で浪江、双葉、大熊等のの帰宅困難地域では 毎時3~3.5マイクロシーベルトの表示が。

オリンピックに沸く この日本の片隅で ひたすら こうした活動を続けている人たちがいます。活躍するアスリートと共に この人たちにも👏

 

 

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