汐凪ちゃんの庭。（福島大熊町）
昨夜は 大一番 ラグビー観戦を
公式ビール ハイネケンを飲みながら鑑賞しました。
スコットランドは勝ち点差で キックが得意なのにトライを沢山上げなければならなかったので 日本は有利に試合が出来ました。
それにしても熱く素晴らしい試合でした。（世界のラグビーファンのビール消費量は凄い🍺）
興奮しすぎて 夜もなかなか寝付けず 夢の中にまで出てきて 寝不足気味でした。
今日の現場は大泉町N農場剪定作業。午前10時には終了して
農場の鶏舎の石積み作業。
さて、秋の八ヶ岳グリーンネットワークによる支援の続き。
富岡町ニコニコ子ども園、小中学校を訪問した後 大熊町の立ち入り禁止区域内で亡くなった汐凪ちゃんのために 活動されている木村さんの庭を整備しました。https://www.facebook.com/yuna.mayu.miyu
立ち入り禁止区域内なので 手続きはふるさと応援隊のWさんが全て行ってくれた。 元保育園の園長で木村さん汐凪ちゃんも教え子。
木村さんもお忙しい中 待っていてくれた。
6月に植えた夏の花々を抜いて 来春のための花々に。
水もない、電気もない、この庭を見る人もいない、住む人もいない庭に 花を植える。
この場所の近くまで 中間貯蔵施設を造るための造成が始まっていた。（やがて 巨大な中間貯蔵施設に取り囲まれることになる）
作業終了後 高台に造られた汐凪ちゃんの慰霊に皆でお祈りをする。
立ち入り禁止区域内では 作業は午後4時まで 事前に申し込みが必要で 入るときも出る時も検査を受け 積算線量も図られる。
木村さんの場所は フクイチから２ｋｍ。
全てが変わり果てていくこの大熊町で 亡くなった娘のために たった一人で 立ち続ける人。
彼の優しい眼差しとはかけ離れた その強い意志に 自分は どうなんだと問いかけられているような気がします。
毎週のように ここ浜通りで 活動をしている相双ボランテイアでは 人のいない庭の維持や片付けなどを続けています。
庭って、花って 何だろう？ 中間貯蔵施設を受け入れた大熊町。
離れ離れになり、日本のゴミ捨て場になっていく故郷をどんな思いで見つめているのだろう。
この場所だからこそ 庭を造り 花を植え続けたい と強く思う。
今度の台風被害で 泥まみれになった場所へも。
