八ヶ岳カントリーガーデンは、造園から庭の設計・施工・管理まで、お客様の庭造りをサポートします。
八ヶ岳カントリーガーデン

あの世とこの世繋ぐもの。

2019年2月23日

風が強かったけど 暖かな冬日。今日の朝もリスと共に。老犬パブ君には日中の温度がちょうど良いようで 大きないびきをトドらかせながら熟睡何かいい夢見ているようで 笑いながら寝ています。 飼い主のバカさ加減にこらえきれないかも・・・。

それとも繁殖犬だったと思われるので(去勢してないし)過去のいかしたメス犬との淡い? 熱い恋のことを思いだしているのか・・・

俺より 恋愛体験 はるかに多そう・・・broken heart

家前の古杣川にかかる護岸工事は本日2回目のコンコリート打ち作業。大型3台でご苦労様です。あともう一回あります。

自分は小屋工事。屋根にシングル材を敷いて 外壁を張り出しました。

さて、今日も雄勝病院慰霊碑の事を続けます。

最初の慰霊碑は震災後2年目に 元職員のSさん、Tさん、仙台のボランテイア2人と5人で造らせて頂きました。

支援を続けられるのは 八ヶ岳グリーンネットワーク有志の熱い思いがあるのが一番ですが。

先日 ご遺族との会食時に初めて明かしたことですが 慰霊碑の完成のために一人だけ次の日も作業しました。

最後の仕上げの植栽にかかったら 周りが全部流され 病院は更地になり 全く何もないようなところですがどこからともなく アゲハ蝶が現れ その数は増えるばかりで 10羽以上いたでしょうかシーンと何一つ音のない世界に 沢山の蝶の羽ばたく音だけが聞こえる不思議な世界。

あまりに多くの蝶が 花の蜜に群がり 何が起こっているのか実感できないまま ただならぬ思いで作業を続けました。蝶のほとんどが 完成した午後3時ごろ 自分が帰宅する後も この慰霊碑に群がって舞っていました。

その時は ここ雄勝でほとんどの木や花が流されたため お腹を空かせた蝶たちが来たのだろうと自分に言い聞かせましたが

神も仏も信心が無い自分が (諏訪大社だけは別。信仰というより 自然に対する畏怖)

ある時 蝶はあの世とこの世を繋ぐ生き物だと聞いた時 この時見た不思議な光景は きっと ここで亡くなった方々の魂でもあったのだと思うようになりました。

そのために 花を届け続けようと 心の中で思いました。 

自分がここで見た あの時の 不思議な出来事は この世のものとは思えないほど美しかった。

木製の仮慰霊碑が その役目をようやく終える今 初めて話す出来事です。

今までいろんな場所で庭や花壇を造らせて頂きましたが 花というものは 亡くなった方々にとっても必要なのでしょう。

この慰霊碑の経験が無ければ 体験できなかった 見ることができなかったことでした。感謝

 

 

 

トラックバックURL

コメントをどうぞ

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.