リンゴ剪定始まる。
今日も週一のボランテイア長野市穂保地区へ。今日の作業は今後のボランテイア活動の拠点となる家の修復作業。2m以上浸水したので 壁壊しや床剥ぎ 宿泊もできるように リフォームを兼ねています。
同時に お金をかけずに 最低限の家の再生の展示場としての機能も兼ねていて 被災後資金繰りに困っている方や 諦めかけている方々に提供できればとの想いで行っています。こうした取り組みは被災地では必ず必要ですが 行政や注文が殺到している地元工務店や大手住宅メーカーでは なかなか対応できないのが現状です。
この辺りでも 家を取り壊すと言って 前金をもらい トンずらする悪徳業者に騙される人も多くいます。
貯えのある被災者は自力でも再生できますが 弱者ほど災害被害を被るのが現実です。そして こうした弱者ほど 公的資金援助のなどの情報やボランテイアの支援を得にくいと言えます。
こうした 弱者に寄り添い 今後の生活の在り方などアドバイスができるコーディネーターこそが必要であると感じています。
様々な被災地支援体験を持つオープンジャパンの長野在住のメンバーを中心に どこまで出来るか 応援している僕たちを含め今後もここに通いたいと思います。この現場は今日3人だけですが 被災地支援体験が豊富な面々なので 全部持参した道具で あっという間に綺麗になりました。重機も操作できます!
外では シロー君たち穂保の長沼地区でリンゴ農家仲間での剪定作業が始まっていました。この辺りでは老若男女子供みんなで様々な作業をするようです(山梨ではあまり見ない)
午後のお茶に呼んでくれました。皆さん 業者が入るまで2か月の間 僕たちボランテイアと共に泥出し作業でともに汗をながした仲間です。 いち早く 僕たちボランテイアを受け入れてくれた長沼。地域のつながりが強く よそ者はなかなか入りにくい土地柄でした。