桂離宮偏愛。

昨夜は友達夫妻としたたかに呑み　二日酔いのまま薪小屋の屋根を一部直したのち　薪割り作業。

今夜から雪の予報。　どうなりますか。

さて　先日青春18切符で追った京都の続き。

この日も二日酔いのまま　朝一9時の当日申し込みで桂離宮へ。

2年ぶりで　もう15回以上は訪れています。（ほとんど冬）宮内庁管轄の庭園は必ず案内人と警備員が就いて回るため　気に入った所でゆっくり見ることが出来ず　何回も来ることになります。昨年から入場料1000円となりましたが　空きがあれば事前申し込みの必要が無く　平日の冬や夏はほとんど大丈夫なようです。

さらに　この日の関西組との宴会まで時間があったので　なんと午後3時のツアーで再び桂離宮へ。受付けの人も　一日2回来る人は初めてかも・・・というほどあきれていました。

計算されつくした構図。それを感じさせない造形美。来るたびに新しい発見があり　感動の連続です。

遠近法や黄金比が駆使されていて　庭とはここまで出来るんだと　打ちのめされるばかりです。桂離宮は月の桂とも言われていて　ここでその体験をしなければ　この庭の神髄はまだまだ分からないのかもしれません。ちょうど同業者が　生きた竹で垣根を作る桂垣を造っていました。

2代続いた八条の宮と　小堀遠州　そして賢庭などの優れた職人衆が生み出した日本庭園の最高峰　桂離宮。

いやはや　背筋が伸びました　<(_ _)>