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八ヶ岳カントリーガーデン

雄勝と慰霊碑。

2019年10月19日

一日降ったり止んだり。

午前中は打ち合わせ3件とデスクワーク。で草刈り作業1件。

午後は昨日差し歯が抜けてしまったので歯医者と 坐骨神経痛のため通い続ける整体と定例管理作用を高根町で一件。

あれもしたいこれもしたい中 体も思うようにならなくなってきていて 自分の体に 歯がゆい思いでいっぱいです。

仕事はおかげさまで 順調なのですが 今回の台風被害を受けて 優先する事項を整理して 来年に回せる仕事はなるべく後回しにしていただき 

被災地支援をするべく 雨とか関係なく やれるだけのことをやるだけです。来週からは軽井沢出張が控えていますが。

それは ボランテイア作業は雨で中止でも 被災者の皆さまは 雨だろうが 関係なく懸命に復旧作業を続けていて 寒い冬が来るまでにやらなければならないことが沢山あるからです。

 さて、 八ヶ岳グリーンネットワークの秋の支援の最終日。メンバーで議員でもあるAさんと 石巻市雄勝へ。まずは 雄勝の入り口にある 大川小学校で お祈り。続いて 雄勝小中学校、保育園に花を届ける。 日曜日にもかかわらず 教頭、校長先生が待っていてくれた。

雄勝は 東日本大震災以降 8年間支援を最初からずっと続けてきていて 宮城県やほかの所も終わってきているのですが どうしても気になりメンバーも雄勝を心配し続けてくれています。でも水やりなど 3日間はハウスを空けられない事情があり 自分を中心に続けています。三浦海産物店に寄り おガッコ商店街用の花を届ける。来るたびに 商店が撤退、廃業をしていて 淋しくなるばかり。それでも 社長が取れたてのホタテや貝を差し入れてくれる。主力のホタテもここ3年続けて 海水温が高く不漁で 出荷調整が続いていて せっかく再開しても 廃業する漁業者が増え続けている。

 住宅はようやく完成したものの 入居者は少なく 建設されている防潮堤はからは 海はまったく見えない。

地元の人たちも反対する巨大防潮堤や変わり果てた景観。 人は戻ってこず 根幹産業の漁業も厳しい。

 常宿の全勝旅館も高齢と 魚の仲買人が廃業したため 素泊まりしか対応できず スーパーもコンビニも無い所で 自炊しなくてはなりません。

 この8年間はいったい何だったんだろう。 僕たちの支援は意味があったんだろうか?なじみの漁業者も 世話になった水浜の人たちにも 声をかけづらくて・・・。午前10時から始まった 雄勝病院慰霊碑整備。前回はご遺族、今回は 主に病院で働いていた方々が集まってくれていた。

 裁判や立場の違いから ご遺族同士や関係者が集まる機会がなく それでも この春慰霊碑建立を機に Iさんが繋がろうと始めた慰霊碑整備。

震災前は 家族的で暖かだった 雄勝病院。 そのIさんを支えるために 後2年 自分は続けるつもりです。

 花の支援とは きっと このようなためにあると思っています。こうして集まってくれた方々もまた 心に傷を負いながら来てくれました。

 それでも 自分を含めて 生き残った者は 亡くなった人の分まで しっかり生きていくことが 何よりの使命だと思います。

 Iさん これからもよろしくお願いします。💐

 

 

 

  

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