八ヶ岳カントリーガーデンは、造園から庭の設計・施工・管理まで、お客様の庭造りをサポートします。
八ヶ岳カントリーガーデン

愛媛県西予市{1}

2018年8月21日

今日は一日打ち合わせ、測量、時々草刈り。

午後6時半からはグリーンネットワーク有志による 八ヶ岳花つむぎプロジェクトの会合。昨日 夕方 小淵沢駅で市の職員と打ち合わせをしました。今回はどのようにしていくか 今後の展開をご期待ください。被災地支援などで得た経験を地元に還元すべく ボランテイア活動として展開していきます。さて、オープンジャパンが西日本大雨被害で本拠地としているベースキャンプに向かって朝4時過ぎにKさんと軽トラに支援物資、さまざまな道具、テントを満載して16時間かかって到着。廃校になっていた小学校の駐車場にテントを張り朝は 炊事ボランテイアによる朝飯。朝7時半に朝の打ち合わせ。ここで今日の現場が決まる。参加者の人数、力量、作業の進み具合で日々変動する。ボランテイアは20人ほど。多い時は60人以上いたそうです。この日の参加者の3分のⅠはなんと外国人(中国、韓国、アメリカ、オランダ、フィンランド、フランス インドなど)日本人として本当に有難く思う。オランダの若い夫婦は 新婚旅行で日本を訪れ そこで受けた様々な親切に大の親日家となり テレビで今回の被害を知り いてもたってもいられなく支援のために日本に来てくれた。この日の夕食はインドの方による本場のインドカレー。地元の方も沢山訪れてくれて最高のインドナイト \(^o^)/

このベースキャンプには被害のあった直後からここでも支援を続けているスタッフ、ご夫婦など熱い面々がそろっています。福島、石巻、地元愛媛、昨年大雨被害のあった栃木など 被害者だった方々が多いのも特徴です。初日は 宇和島市で被害を受けたミカン農家の泥だし作業。ここの作業を続けているKさんをリーダーに相棒のKさん、中国籍のSさんと自分の4名でミカン農家の貯蔵庫8m×4mの地下室に泥が70㎝ほど溜まっていて 階段を降り スコップで土嚢袋に入れて手渡しで持ち上げ一輪車で10mほど運び庭から幅2mほどの狭い道に止めた軽トラの荷台に運び出す作業。計算によると2トン車トラック11台分の泥を手作業で出すことになる。この日は3台分の泥を出すことが出来た。次の日はリーダーのKさんが帰ることになっていて 相棒のKさんがリーダーになり(自分は他の現場のリーダーに)地元のボランテイア6人の応援もあり 3分の2ほどの泥をかきだすことが出来たそうです。

蒸し暑くて 泥と汗まみれになりました。

それでも ここの農家のお婆さんが 涙ながらに感謝の言葉を伝えてくれました。伴侶を被災した数週間前になくされ 四十九日も出来なかたそうで 今でも毎日壁にこびりついた泥を洗っています。息子さんは土木の経験があり 近所の復旧にかかりきりで 自分の家の復旧もままならない状態で 未だ道が寸断され見に行けてないミカン畑が多くあるそうです。それでも連日来てくれるボランテイアのおかげで ミカン生産は縮小しても今後とも続けるそうです。あちこちでミカン畑がある斜面が崩れ落ち ミカンのために栄養をたくさん含んだ泥は重く腐りやすく取れにくいのが特徴です。海とミカン畑が続く素晴らしい環境ですが 過去に経験のない大雨。どんなに恐ろしかったでしょう。休憩時には地元の果物などを差し入れてくださったり これから どうにか立ち直って 日常が戻りますように。宇和島の美味しいミカン期待しています。

トラックバックURL

コメントをどうぞ

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.