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八ヶ岳カントリーガーデン

白谷雲水峡(1)

2018年2月10日

暖かな作業日和。苗場の邪魔になっていた沢クルミを切り倒し 輪切りにしてすぐさま 薪割り。来年の一か月半分のストックが出来ました。以前は 鶏たちが丸太の隙間かに潜むシンクイムシの幼虫を狙っていましたが 今はジョウビタキが。

さて 屋久島3日目は 白谷雲水峡へ。昨夜 急きょレンタカーを借りて 朝一で現地に到着。管理事務所で300円払って宮之浦川の支流白谷川の渓谷沿いを歩く。

巨大な花崗岩の石の上や橋を渡って豊富な水量の渓谷は深い森の原生林なので どの季節に来てもきっと美しい。江戸時代に屋久島杉を背負って運んだ作業道が登山道(楠川歩道)として使われています。歩きやすい。くぐり杉に出れば 白谷小屋。この大きな切り株からは新たな杉が生えています。七本杉 切り株の上から7本あった木々が台風なので現在は5本生えている。苔むす森に入ると 辺り一面 苔の世界。
霧が立ち込めたり 時には小雨が降ったり 巨木の合間から神秘的な景観が続く。これぞ屋久島。切り株の上に生えた 次世代の杉が根を地面につけ 立派に成長している。その力強い姿に 手を合わせたくなる。

屋久島は 土地が痩せていて 表土はわずかしかない。それでも 豊富な降水量と湿度と度重なる台風の直撃の中ほんの少しづつ成長し 堅固な体を維持しながら数千年の命を育んできた。人間の英知を超えたところに この神々は生きている。3時間半ほどで 太鼓岩に到着。少し雲がかかっていましたが 絶景です。昨日 歩いた縄文杉のコースが見える。屋久島の海も見えます。豊かな植生と大きな山を川が繋いで 豊かな海を育む。なんてすばらしい島 屋久島。 続く

石牟礼道子さん ご冥福をお祈りします。先日行った鹿児島県いちき串木野市から水俣は近かった。原発もあるし。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00000039-mai-soci

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