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知覧特攻平和会館。

2018年2月5日

冬の晴れ間の月曜日。最高気温1.5度

体温は36度ほどで安定していますが 咳が止まらず 今日も一日安静にしていました。

さて、鹿児島二日目。南九州市にある知覧特攻平和会館へ。http://www.chiran-tokkou.jp館内はゼロ戦以外は撮影禁止となっていす。

この知覧特攻平和会館は第2次世界大戦末期の沖縄戦で人類史上類のない爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示して当時の真情を後世に正しく伝え世界恒久の平和に寄与する施設です。

先ずは 語り部の方のお話を1時間ほどお聞きし その後 若き特攻隊員の遺影を見ながらその遺書や絶筆を読んでいく。最高齢は妻子ある30歳、最少年齢は17歳 ほとんどが18~22歳ぐらいの若者でした(韓国籍の若者もいた)。いちおう特攻は志願兵となっていたそうですが これほどの若者に正しい判断が出来たでしょうか?ましてや敗戦が色濃く感じられたこの時代にあって。実際この特攻作戦で見事 敵艦に体当たりできたのは全体の一割ほどだといわれています。そのほとんどが たどり着けなかったり撃墜されています。にわかパイロットに仕立て上げられ 充分な装備もされないまま それでも 国を守るため 家族を守るため 命を捧げた多くの若者に祈らずにおられません。若人を大切にしない国はやがて亡びるでしょう。(そのためにも ぼくのような還暦を迎えるような男たちが率先して 志願して戦場に向かいましょう。戦争できる国にしようとしている政治家や支持するの皆さんと共に)
出撃して 途中 墜落したゼロ戦。敵機に見つからないように 半地下に造られた兵舎。ここで寝泊まりし出撃に備えた。特攻平和観音像が納められている観音堂。

最後に 特攻の母と言われた 冨屋食堂の島澤トメさんの言葉(島澤さんは多くの若き特攻兵から自分のお母さんになってくださいと言われ 面倒を見ていた)

 なぜ生き残ったのか考えなさい。何か あなたにしなければならないことがあって生かされたのだから

 合掌。  

 

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